オフィスレイアウトにおける「パーテーション」の活用法とは?
パーテーションはオフィスレイアウトで「間仕切り」のために使われるオフィス用品です。
しかし、現在ではパーテーションをただの間仕切りとしてだけでなく、色々な活用法があるのです。また、バーテーションにも種類があり、環境に合わせて設置することで色々な効果をもたらしてくれます。
今回は「パーテーションの種類や活用法を知りたい!」という方へ、パーテーションの種類、役割、活用法をご紹介していきます。
1.パーテーションの種類は理解しておこう!
パーテーションとは、オフィスなどの空間を仕切るために使われるオフィス用品です。
パーテーションは基本的に備え付けの壁ではなく、オフィスをゾーニング(空間をテーマや用途に分ける考え方)するときに自由に設置していきます。
パーテーションの種類
バーテーションと一言でいってもいくつかの種類があり、完全に独室した個室を作るのか、または目隠し程度に配置するのかによって選ぶパーテーションの種類が分かれます。ここでは、一般的なパーテーションの種類をご紹介します。
【ハイパーテーション】
パネルと枠組みが天井から床までまる間仕切りがハイパーテーションです。
固定式と可動式があり、天井から床まで壁で仕切れるので、社長室や会議室、役員室など独立した部屋を作るときに使われます。
【スチールパーテーション】
そのままスチール製の間仕切りです。
防火性、遮音性が高いですが、次に紹介するアルミパーテーションよりも価格は高くなります。
【アルミパーテーション】
アルミパーテーションはアルミの柱の間にパネルを1枚1枚はめ込んでいく間仕切りです。
重量が軽いので設置が容易で価格が安いのが大きな特徴ですが、遮音性がほとんどありません。
【ガラスパーテーション】
ガラスの間仕切りで、開放的な空間を演出するとともに空間を仕切ることができます。
デザイン性を重視したいときに利用されます。
【スライディングウォール】
収納できる可動式のパーテーションです。
パネルは自由に移動できるので、空間を仕切ったり開けて空間を繋げたりなど利便性が高いのが特徴です。
【ローパーテーション】
簡易的に設置する間仕切りのことで、自立式のものやキャスターが付いて移動できるタイプもあります。
また、間仕切りの高さの種類があるので利用用途は様々です。
パーテーションには大きく以上の6つのタイプがあり、設置する場所や利用ニーズに合わせてパーテーションが使い分けられます。
2.効果的なパーテーションの活用法をご紹介
パーテーションは「間仕切り」として使われるオフィス用品であり、一番の役割は独立した部屋を作ったりスペースを区切ったりできることです。この空間を区切る役割を保ちつつ、上手に使い分けることでオシャレでありながら機能的に働いてくれるのです。
ハイパーテーションやスチールパーテーションの活用法
「ハイパーテーション」や「スチールパーテーション」は遮音性が優れています。
重要なミーティングを行う会議室や社長室、役員室などで利用すれば話し声が外に漏れなくなるので、情報漏えいの防止にも一役買ってくれます。また、別売りのセキュリティロックを設置すれば防犯の効果もあります。
ローパーテーションの活用法
基本的にローパーテーションは目隠しの役割で設置されます。
打合せスペースや執務スペースの部署ごとの区切りとして適切な高さのローパーテーションを利用することで、視線を遮ることができます。視線が遮られるので、色々な打合せや自分の業務が集中してできるようになります。
アルミパーテーションやガラスパーテーションの活用法
「ガラスパーテーション」や様々な色の「アルミパーテーション」を組み合わせることで、オシャレな空間が演出できるようになります。
会議室やリフレッシュスペースにガラスバーテーションを利用すれば、開放的でありながらオシャレな雰囲気が演出できます。また、色々なデザインやカラーのアルミパーテーションを組み合わせることで、一気にオシャレオフィスに変貌するのです。
以上、一般的なパーテーションの活用法をご紹介しましたが、パーテーションはただ単に空間を区切るだけではなく空間をデザインするアイテムとしての役割も持ち合わせています。
ご紹介した6種類のパーテーションをオフィス内の適材適所に利用すれば、オシャレでありながら効果的なオフィスインテアリができるのではないでしょうか。
3.まとめ
オフィスレイアウトで欠かせないオフィス用品の一つがパーテーションです。
基本はオフィスの空間を仕切るために使われます。
そのパーテーションにはタイプによって6種類あり、それぞれの特徴を活かして設置すればオシャレでありながら効果的な働きをしてくれます。
昔のパーテーションはただの間仕切りでしたが、今では様々なデザインや配色のパーテーションが販売されているので、オフィスをオシャレに彩るアイテムとして上手に活用していきましょう。